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奄美のノネコ管理計画の間違った情報

マングース防除事業、かご罠時代は炭酸ガスを使用

※この記事は「マングースバスターズはそんなひどいやり方してないよ!ぷんすこ!」といった趣旨ではなくて、「正しい情報をもとにしましょう」という気持ちを込め書いています。※

こんにちはーシロボです。

前回、奄美大島における生態系保全のためのノネコ管理計画関連の間違った情報のひとつ「罠にかかったマングースの首を捻り頭をハンマーで叩き割る」という点について訂正記事を書いたのですが、

「捕殺罠前のかご罠時代には首を捻ったり頭をハンマーで叩き割っていたのではないか」

という声を見かけましたので、こちらについても書いていきますね。

前回の訂正記事はこちらです↓

「マングースは頭勝ち割られてる」は流石にどうなの?【管理計画勘違い訂正記事】

奄美大島における生態系保全のためのノネコ管理計画(以下:管理計画)について様々なデマが飛び交うワンダーワールドと化しておりますが、最近読んだ記事もまた不思議なことが書いてあったので記事の勘違い部分を抜 ...

続きを見る

 

結論から言うと、頭カチ割ってません

結論から申し上げますと、罠にかかったマングースの首を捻ったり頭をハンマーで叩き割ったりする行為は、かご罠時代からありませんでした。

問い合わせたのは奄美野生生物保護センターです。

情報について、サイトやツイッターに掲載していい許可もいただきました。

ありがとうございます。

 

マングースバスターズが始まった当時から炭酸ガスでの処置

マングースバスターズが行うマングース防除は、バスターズが始まってから捕殺罠に完全に切り替わるまで、かご罠で捕まえたマングースの処置は炭酸ガスとのことでした。

かご罠時代はガスでの処置であったか、という聞き方だと

「最初の頃からそうだったのか?」

「途中からガスに変えたんじゃないのか」

などの声も出てきそうだなと思いましたので

シロ
バスターズが始まってからガスだったのでしょうか?最初は別の捕殺方法をとっていたけど、次第にガスにしたなどはないのでしょうか?

という聞き方をしました。

つまりかご罠時代、最初から最後まで炭酸ガスでの処置だったのか、または途中から切り替えがあったのかということを聞いたわけですが、答えはかご罠時代は最初から最後まで炭酸ガスでの処置であったということです。

 

報奨金の時代もあったけれど、バスターズは正直関係ないやつ

奄美大島では2005年までマングース捕獲で報奨金が出る制度がありました。

2,900円~5,000円の報奨金が出たこの制度、現在は廃止されております。

(参考:マングース防除事業の概要

この報奨金制度で捕獲されたマングースの処置はどうしていたんだみたいな声も見ましたが、実はこの報奨金制度ではマングースの尻尾を持ってきたらいい、ということになっていたので、実質マングースの処置は捕まえた者の手に委ねられていたのですよね。

そのため、どのような処置を捕獲者がしていたかはわかりません。

水だったかもしれないし、袋に入れて叩きつけていた可能性もありますが、しかしそれとマングースバスターズは全く別物ですので、どのような処置がされていたとしてもマングースバスターズに紐づけることはできないことは納得してほしいですね。

そもそもマングースバスターズは2005年から始まっている事業ですので(事前にプレオープン的な実施はしていますがその間もガスでの処置です)、そこもちゃんと考えてみましょう。

 

おわり

正しい情報に当たれないこともありますけど、当たれるものには当たっておきたいですね。

ただ2回もマングースの処置についての電話しちゃったので、そこはすみません。

忙しかったと思うんですけど、詳しく教えていただけてとても助かりました、ありがとうございます。

なるべく正しい情報を得られるように頑張りましょうね。

私も頑張ります。

ではまた~♪

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